【必見!!三味線丸わかり!!】三味線の楽器の部位名!持ち方!演奏方法!有名曲!三味線基礎知識!全てをお教え致します!/三味線教室きずな/
2022/06/27
【必見!!三味線丸わかり!!】三味線の楽器の部位名!持ち方!演奏方法!有名曲!三味線基礎知識!全てをお教え致します!/三味線教室きずな/
みなさん、こんにちは!
今日も、三味線教室きずな、のブログに、お越し頂きありがとうございます!!
6月に入り本格的な梅雨入りとなりましたね。季節の変わり目、みなさん、体調を崩されたりしていませんか?
何をするにも身体が資本♪
ご自身の身体を大切にしてあげてくださいね♡
さて!今日は前回に引き続き ”三味線(しゃみせん)” の事を、更に、みなさんに知って頂きたいと思います♪
前回のブログを読んで頂いた方には ”三味線の魅力” について知って頂けたかと思います。
そしてきっと ”実際に三味線を触ってみたい♪” と、思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本当は、まずは体験レッスンに来て頂き、実際に本物の三味線を触って頂く事で、三味線の魅力を更に体感して頂けるのですが、その日の為のイメージを持って頂こうかと思い、
”三味線の演奏”
について、今日は書いていきますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです♪
〜三味線の各部の名称〜
まず初めに!三味線と一言で言っても、三味線には各部の名称があります。
一つずつ、ご紹介していきます♪
みなさん、一言で三味線、と言っても、各部の名称と役割りがあり、三味線の音色が生み出されているのです♪
更に細かく説明をするなら、三味線に関する名称は、まだまだあります。まずは、上記の名称を知っていれば、先生からレッスンを受ける際、すぐに反応が出来るようになるので、一つずつ覚えてみてくださいっ♪
〜三味線の構え方〜
(ここでは椅子に座って演奏する場合をご紹介します)
・手すりのない、両足がしっかりと地面につく高さの椅子を選びます。
・両足のかかとを床にしっかりとつけます。
・背筋を伸ばします。
・三味線の天神を左手側、胴を右手側にし、右足太ももの上に胴の部分を置き、三味線
を構えます(この構え方は先生によって異なります)。
・頭と両腕が綺麗な三角形になるように構えます。
・棹を手前に引きすぎないようにします(左手の動きが窮屈になります)。
・左手を離しても棹が下がってこないのが良い位置です。
・棹の重さは、左手人差し指と親指の付け根で感じます。
・右腕はリラックスさせ肘の辺りを胴の上に置きます。肘はくの字に曲がるようにします。
三味線を構える形は、レッスンで実際に先生に見て頂き、確認をして頂いてください♪
〜撥(ばち)の持ち方〜
右手で撥の真ん中辺りを優しく掴むような感じで持ち、小指だけを撥の手前側に持ってきます。親指は撥の表面に乗せます。
撥の持ち方は、演奏のジャンルによって異なりますので、正しい持ち方は、ご自身の先生に直接、指導を受けてください。
正しい日本古来の動作を身につけないと「手首を痛める」ことになる為、指導を受けながら、正しい方法でじっくりと撥の持ち方を習得してください。
〜指すりの付け方〜
指すりには一般的に「太棹用」、「太棹以外」の2種類あります。 その他にもサイズがあり、ほとんどの人は「中」サイズです。 太棹用は両側が太く、それ以外は片側が細くなっています。 ですが、手が大きく滑りにくければ太棹用を使用すれば良いですし、太棹用だと大きくて弾きにくいという人は太棹以外のタイプを使うと良いです。
ご自身の指に合う、指すりを使用し、三味線の演奏をしてください。
さぁ、それでは、みなさん!!
三味線を演奏する準備が出来ましたね♪
三味線演奏に向けて曲の練習を始めていきましょう!!
三味線で曲を演奏する、、
みなさんが良く耳にする曲の名前、そう!
“津軽じょんがら節(つがるじょんがらぶし)”
この名前、聞いた事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、この、津軽じょんがら節、に、ついても、ご紹介していきたいと思います♪
〜津軽じょんがら節〜
津軽じょんから節(つがるじょんからぶし)は青森県津軽地方に伝わる日本の民謡です。地方によっては「津軽じょんがら節」とも発音・表記されます。日本全国的に知られ、津軽三味線の伴奏と共に唄われるほか、三味線演奏だけが行われる「曲弾き」も良く知られています。単に「じょんから(じょんがら)節」と呼ぶ事もあります。
〜解説〜
津軽三味線による派手な演奏で良く知られ、「津軽よされ節」「津軽おはら節」と共に津軽三つ物の一つであり、またその代表ともされています。
津軽じょんから節は瞽女や座頭によってよく唄われた北陸の「新保広大寺くずし」を元唄とし、津軽に入り発展しました。
単に「じょんから節」と呼ばれる場合、津軽に伝わるこの津軽じょんから節を指す場合も多いのですが、石川県野々市市の「野々市市じょんから節」白山市の「柏野じょんがら踊り」など、他の地方にも「じょんから(じょんがら)」と呼ばれる唄が伝わっています。
津軽三味線によって行われる演奏の曲調は、これまでに度々変化しており、現代の、じょんから節の曲調は古来の「じょんから口説」からは離れています。
大きく新民謡流行以前(1887年(明治20年)頃より前)のものを「旧節」、昭和初期までのものを「中節」、それ以降の(特に戦後に流行した)ものが「新節」と呼ばれ、2021年現在では旧節のような民謡としての前弾き・民謡の伴奏へと立ち返りながらも盛り上げる「新旧節」があります。
じょんから節発祥伝説が青森県黒石市(旧・浅瀬石村)に伝わっています。1597年(慶長2年)、浅瀬石城主・千徳政氏が大浦為信によって討たれましたが、為信は追い打ちを止めず千徳家の墓所を掘り起こそうとしました。これに菩提寺の神宗寺の僧侶・常縁が抗議したため、為信によって追われ、常縁は浅瀬石川に身投げすることとなりました。
この身投げした河原が「常縁河原」と呼ばれのちに「上河原」へと変化します。
伝説ではこの常縁の物語を口説唄にした「上河原節」が「じょんから節」となったと伝えられています。黒石市ではこの口説唄「上川原口説き」「黒石じょんから」を津軽じょんから節の元唄であるとしていて、「津軽じょんから節の発祥の地」の石碑が当地の民謡家によって建てられています。
2020年3月には上妻宏光さんの『TSUGARU』に旧節・中節・新節が収録されるなど、21世紀に入っても津軽じょんから節は広く唄われ、演奏されています。
〜演奏〜
津軽じょんから節では多く自由な即興演奏が行われる。戦前にレコードに録音された白川軍八郎による旧節でも確認されるように、節を問わず多く即興演奏が行われました。
戦後、新節が流行すると中節で用いられていた三拍子の旋律的装飾音は捨てられ、強く弦を叩く弾法へと変わり、旧節・中節のように唄の構造が重視されない前奏部分が重視されるようになりました。
また、津軽じょんから節では、曲弾きといわれる津軽三味線だけの演奏が広く行われています。
「発祥の地」の黒石市では毎年「本場津軽民謡全国大会」が行われます。津軽じょんから節部門では「唄の部」「踊りの部」の他「三味線の部」があり、じょんから節の曲弾きが競われます。津軽三味線の競技会である「津軽三味線世界大会」でも曲弾きが競われ、民謡が歌われるものは別途「唄付き」として分けられています。
〜歌詞〜
ハァー お国自慢の じょんから節よ
若衆唄えば 主人の囃し
娘踊れば 稲穂も踊る
(ソリャ ハイサ ハイヨー)
ハァー お山かけたよ いい山かけだ
岩木山から よくよく見たら
馴染窓コで お化粧の最中
(ソリャ ハイサ ハイヨー)
ハァー 西の鯵ヶ沢の舞戸の橋よ
橋の袂で 桶屋の娘
年は十六で 今咲く花よ
(ソリャ ハイサ ハイヨー)
ハァー 津軽よいとこ お山が高く
水がきれいで 女が良くて
声が自慢の じょんから節よ
(ソリャ ハイサ ハイヨー)
ハァー 逢えば別れが お名残惜しや
津軽みやげに 何持って帰る
ゆうべ習うた じょんから節よ
(ソリャ ハイサ ハイヨー)
〜参考〜
別冊 一億人の昭和史 第二〇号『日本民謡史』(毎日新聞社)1979年より
今日のブログ、長かったですよね!
長い長いブログを最後まで読んで頂きありがとうございます!!
さて、いかがですか?
きっと、本物の三味線に触りたくて、三味線の生の音を聞きたくて、自分が三味線を演奏している姿を、すでに想像されていらっしゃいますよね!!
“三味線教室きずな” は三味線、そして、二胡、2つの楽器を楽しんで頂ける音楽教室です♪無料体験レッスンを随時受け付けております!
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三味線教室きずな