二胡のメンテナンスはどうすれば良い?! 二胡の楽器の消耗について勉強しましょう♪パート2//二胡教室きずな
2023/03/16
二胡のメンテナンスはどうすれば良い?! 二胡の楽器の消耗について勉強しましょう♪//二胡教室きずな
みなさん、こんにちは!
今日も、二胡教室きずな、のブログにお越し頂きありがとうございます!!
今回のブログは前回の、、
「みなさん、楽しい音が出せる楽器は、物であり、消耗品です。長く使用していると様々な不具合が出てきますし、大切に扱う事で使用出来る寿命は伸びます。更に、楽器は弾けば弾く程、自分の身体に馴染み、音に深みを生み出してくれるのです。」
そう!今回も前回に引き続き、二胡に関する ”消耗品” の、お話です♪
まずは、二胡の演奏には、欠かせない重要な品、松脂(マツヤニ)からです!
〜松脂(マツヤニ)について〜
「音が出しにくい!音が綺麗ではない!音色にムラがある!」という大きな理由のひとつに、実は松脂があります。弓の毛には、松脂が適度に付いていないと音が出しづらくなります。
二胡の音が出る原理は、スチール製の2本の弦(内弦・外弦)を、弓の毛で擦(こす)ることによって音が出ます。いわゆる摩擦を起こして音を出すのですが、この摩擦を助ける重要な役目をするのが松脂です。
また、弓の毛に塗った松脂は、二胡を弾いていくと、毛から徐々に落ちていきますので、定期的に補充する(塗る)ようにしてください。音色にメリハリをつけるのも松脂の重要な役割です♪
松脂(マツヤニ)を塗るタイミングを習慣化させてください!
松脂を補充する(塗る)タイミングは、個人の練習量にもよりますが、毎日何時間も弾く方であれば、練習の度に、練習前に軽く(3~4往復程度)塗ったほうが良いです。
2、3日おきに1時間ほど練習される方であれば、練習3回のうち1回軽く塗る程度で良いと思います。
または、8~10時間弾いたら1回塗るという時間のタイミングで松脂を塗るでも良いです。
二胡の初心者は、二胡を弾き始めて1~2ヶ月頃から「急に音が出なくなった、音が出しづらい」という事がよくあります。実はこの原因のほとんどが、松脂の塗り不足にあります。弓の毛の真ん中あたりは、二胡を弾いていく上で、特によく使用しますので、松脂の粉が落ちやすいです。その点もふまえながら、松脂は定期的に補充する(塗る)ようにしてください。
多量の塗りすぎは良くないと言われますが、少なすぎはもっと良くありません。まずは塗って音を出すことが大切です♪
松脂を塗る習慣が出来れば、あとは個人の感覚で、塗る量や回数を調整してください。
松脂の適度な塗り加減は、1曲弾いたあと胴の上に松脂の粉が落ちているくらいが丁度良いです。
弾いてみて松脂の粉が、噴煙みたいに多量にふき出る場合は塗り過ぎです。
また、塗っても音色にムラがある場合は、他の原因が考えられます。その際は、松脂を塗るのをしばらく控えてください。弾きこむうちに余分な粉が徐々に落ちてきますので心配はいりません。
☆松脂を塗るタイミングは、弓の毛質や種類により異なります。弓の製作メーカーや、先生からの指示があれば、その指示を参考にしてください。
☆松脂を塗る時、弓毛を素手でギュッと握らないようにしてください。手汗や手の脂が、弓毛に付着すると松脂が塗りづらくなり、音色に影響する場合があります。指先でタッチする程度なら問題ありません。
☆弦を新しく交換した時は、弦自体がまだ固いため、音が出しづらい場合があります。このような時は松脂を弓毛に少々塗ると音が出しやすくなります♪
松脂の交換時期♪
松脂は、塗っていくと徐々に減っていきます。減ったタイミングで買い換えるのが一般的です。しかし、松脂にも色々な種類や品質がありますので、いろいろ試したいという方であれば、発表会や演奏会など演奏披露時期を考慮し、1年程前から徐々に試してみてください。
今、お使いの松脂に、新しい松脂を重ね塗りしても問題はありませんが、なるべくなら今付いている松脂は、弾いて、ある程度落としてから、新しい松脂を使用し始める事をお勧め致します♪
そして次は、こちらもコレが無ければ二胡の音を響かせる事が出来ません、”駒(こま)” の事を書いていきます♪
〜駒(こま)について〜
二胡の駒は、一番、気軽に交換出来る部品です!
駒は、弦の振動を皮に伝える重要な役割をします。実は駒ひとつと言えど、材質や形状によって音色は変化します。明るい音色になったり、柔らかく丸みをもった音色になったり等、駒を交換するだけで音色の変化を楽しむことが出来ます。また、弓や弦など他の部品と比べ、簡単に交換が出来ますので、今の音色を変えてみたい方は、気軽に挑戦してみてください♪
二胡歴が長い方、演奏活動をしている方には、演奏する曲や雰囲気に合わせて音色を変えてみるのもお勧め致します。
また、二胡によっては(その時の二胡の状態・天候湿度・室内室外によって)、合う合わないということもありますので、駒を数種類は持っておくのもお勧め致します。
そして、注意点として、駒は気がつかないうちに割れたり欠けたりしていることも多々ありますので、音色とともに定期的にチェックする事を心がけてください♪
駒の交換時期♪
発表会や演奏会など演奏披露時期を目安に、いろいろ試したいということであれば、1年前あたりから徐々にお試しください。簡単に交換ができるので、ギリギリまで色々な駒を試してみるのも良いと思います。
ただし、直前の駒交換によって、技術抜きで劇的に音色が良くなるということは多くはないので、交換してみて合わないようでしたら、元の駒に戻しておいた方が馴染みのある音で音楽を楽しむ事が出来ると思います♪
さて、みなさん、いかがですか?
楽器は物であり、消耗品でもあります。
一度、ご自身の二胡と、じっくりと向き合ってみてください。
そして、二胡教室きずなでは皆様のご質問とご要望を丁寧に聞き一緒に相談しながら二胡を購入して頂く事ができます!
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魅力的な音色を奏でる事が出来る楽器、二胡に会いに来てください!
さて、ここで♪
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