大阪にある三味線教室きずな!【三味線の歴史編①】
2021/09/15
大阪の三味線教室きずな!【三味線の歴史編①】
こんにちは!
大阪にある三味線教室きずなの成世昌太です。
私は新型コロナが流行する前、小学生や中学生に三味線や二胡の伝統楽器を子供たちに知ってもらう教育の一環で小中学校へ三味線と二胡の講演会を開かせ頂いておりました。
その際、実際に三味線や二胡の演奏を聞いてもらうのももちろんなのですが、
三味線や二胡の歴史についても毎回お話させて頂いておりました。
そこで、今日から何回かに分けて三味線の歴史について書かせて頂こうと思います!
ご興味のある方はぜひ!そして一緒に三味線教室きずなで三味線の演奏を楽しみましょう!
『三味線の歴史』
元をたどれば様々な楽器の発祥地は中東だと言われています。
昔ペルシャ(今のイラン)にセタールと言う楽器が存在していました。
「セ」と言うのはペルシャ語で「3」、「タール」と言うのは「弦」と言う意味です。
この頃ペルシャは他の周辺の西アジアの国と貿易をしており、そのセタールが何らかの形で他の周辺の国の方にも弾かれて行くようになりました。
そしてその楽器がどんどん東の国にも伝わって行き次にインドに伝わりそこで改良されたのがシタールと言う楽器です。
そのあとこの楽器が中国に伝わり蛇の皮を貼った三弦と言う楽器が作られました。
そしてこの楽器が最後に日本に伝わるのが1390年前後中国の明時代、その頃は日本と盛んに貿易をしていて、福建省に泉州に小さな蛇皮を貼った三弦が何らかの形で初めて日本の琉球王国(沖縄)に伝わったと言われています。
そして泉州から伝わった三弦が改良されて現在沖縄で有名な三線が形成されました。
今では三線は沖縄の人々には日常生活の中で欠かせない伝統楽器の一つです。
三味線の歴史編②へつづく、、、
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