成世昌太ライブ情報&三線についてのご紹介!
2022/10/26
みなさん、こんにちは!
今日も音楽教室きずな、のブログにお越し頂きありがとうございます!!
10月後半に入り、夜になると、かなり寒さを感じる季節となりましたね。是非とも温かいものを身体に入れてあげて、身体を暖かくしてあげてくださいねっ♪
今日は、成世昌太が、今月10日30日にライブ出演致します!!の、お知らせをお伝えしたいと思います♪♪♪
miniコンサート「〜No name〜」秋の宴
「和×classic=カッコいい」
〜会場〜
CAFE&BAR Esperanza
(カフェ&バー エスペランサ)
住所:兵庫県神戸市須磨区須磨浦通4丁目3-14 2F (最寄駅はJR 山陽須磨駅)
1階がお花屋さん、クレープ屋さんの2階。
会場入口は細い路地側、赤いドアが目印と、なっております♪
TEL:078-742-6690
通常営業時間
カフェ・コワーキングスペース
10:00-18:00
バー
18:30-24:00
定休日:日曜日
CAFE&BAR Esperanza ホームページ
(カフェ&バー エスペランサ)
http://suma-esperanza.com/
昼の部 13:30開場/14:00開演
夜の部 17:30開場/18:00開演
〜出演者〜
Vocal:non
Piano:yuri
Percussion:Bon
そして、三味線と二胡の演奏をします、成世昌太の出演となります♪
〜演目〜
【VOCALOID】
生きる・天の弱・吉原ラメントetc.
【その他】
糸・賽馬・ソーラン節etc.
チケット料金
3,000円(税込)
※ワンドリンク含む
※事前予約優先
※事前予約は下記のQRコードを読み込みください
ボーカル・ピアノ・パーカッション・三味線、そして二胡が奏でる、和×classic=カッコいい音楽をお楽しみください!
そして、次回のブログ、、
みなさまに、お待たせしてしまっている内容となります。
はい!三味線、、ではなく、三線。
「結局、三味線と三線の違いって??」
お待たせ致しました!!次回のブログで三線のご紹介を一旦、終わりにして、新しい話題へと入っていきたいと思っております♪
そして、三線から少し、離れてしまったので、締めくくりに向けて!三線を、ほんの少し、復習してみたいと思います♪
三線の歴史は、、
三線は元々中国が発祥で、起源は、中国大陸の東南部(現在の福建省)の弦楽器「三弦」を直接のルーツとなります。三線を琉球時代に沖縄に持って行った事で沖縄の文化となりました。
沖縄三線の型について、、
沖縄三線は、棹の形状から7種類の型(かた)に分類されます。それぞれの型の元となった三線が存在し、名称は元となった三線の製作者の名を冠しています。現在製作されている三線はすべてそれらの複製で、かつては形状の差異についての認識は曖昧でしたが、琉球三線楽器保存育成会らが定義を整理しました。
そのため以前は、例えば天は真壁型で鳩胸は与那城型といった折衷型の三線も多く出回っていました。近年では又吉真栄による「マテーシ千鳥」や「マテーシ鶴亀」のように、新しい型の棹を製作する試みもなされています。
そして主に、、
南風原型(フェーバラー)
最も古い型であり、名工「南風原」の作と伝えられています。棹は細身で天(チラ)は曲がりが少なく扁平。野坂(スンウリ)は大きく曲がり、野丸(ティアタイ)は半円。野丸と鳩胸(ウトゥチカラ)の区別がほとんどできません。高音域の音であっても澄んだ音がでるように野(トゥーイ)は下がっています。
南風原型はさらに拝領南風原型(ハイリョウフェーバラー)・翁長親雲上型(オナガペーチン)に分けられます。
知念大工型(チニンデーク)
初代三線主取であった知念大工の作とされています。棹は太く、天の曲がりは大きいです。天の部分と野丸の下部から鳩胸にかけて痩せ細った馬の背のように中央が盛り上がっているのが大きな特徴。
天も南風原型と比べると広く、野坂は短く、野丸は丸みを帯びています。
久場春殿型(クバシュンデン)
久場春殿の作とされています。沖縄三線では最も大型で、天の曲がりが小さく薄いです。
上部から下方へ次第に太くなり、野丸と鳩胸の区切りがほとんどありません。胴内の軸には三角形の穴があり、一段の段が付けられています。両側には碁盤のへそのような溝があり、芯の付け根に段が刻まれています。
かつて辻界隈の遊郭では護身用の武具(棍)として用いられたという逸話があります。
久葉の骨型(クバヌフニー)
同じく久場春殿の作とされています。横から見ると蒲葵の骨に似ていることからその名がつきました。
箏と匹敵する美音を持つとされています。久場春殿とは対照的に、三線の中で棹が最も細く、野丸と鳩胸の区切りはほとんどありません。
真壁型(マカビー)
名工「真壁里之子」の作。均衡がとれた美しさから真壁型が最も多く製作され、かつ人気も高いです。
開鐘と呼ばれる三線は全てこの型です。他の名工達と異なり、王国の官職にあった真壁の棹に対する情熱は相当なもので、完成した棹であっても納得のいかないものは薪として火にくべたという伝承があります。
棹は細身で天は中絃から曲がり、糸蔵(チルマダイ)が短いです。宇根親雲上型(ウーニペーチン)もこの型に属します。
今、市販されている三線の多くは廉価版でもこの形をベースにしています。
平仲知念型(ヒラナカチニン)
三線主取であった知念の弟子、平仲の作。棹は細めだが、鳩胸に丸みがありません。天は大きく湾曲していて、中央は少し盛り上がり丸みを帯びています。
知念大工の系統と見る人もいますが、現在の動向では「平仲知念型を型として再検討する必要がある」という風潮があります。
与那城型(ユナー)
真壁型と同時代の与那城の作とされています。琉球古典音楽の演奏家はこの型を好む傾向にあります。
この型は更に小与那型(クーユナー)、江戸与那型(エドユナー)、佐久川与那型(サクェカーユナー)、鴨口与那型(カモグチユナー)に分かれ、真壁型よりも棹厚く、月の輪と棹の野面とが直角をなしているのが大きな特徴です。
天は糸蔵の先から曲がり、範穴はやや下方に開けられています。糸蔵は長く、鳩胸も大きめです。特に江戸与那型の芯には大小3つの穴が開けられています。
後世に自分よりも優れた名工が現れたとき、修正の余地を与える意味で厚くしたと言われています。
面取与那(メントゥイユナー)とも呼ばれる「与那城の遺作」とも呼ばれています。「通常の与那の野面が天の曲がり付近から野坂に掛けて平均的に面が取られ、範穴も真壁型の様に取られたかのような名器」も存在したとの伝承も存在しています。
「修正の余地の意味」の異説として『三線大工の師でも有った名工真壁に対して、与那城が「間違った棹作りをした時にはいつでも師真壁に面を取り去って下さい」との謙虚な心積りで居たから』と言う話も伝わっています。
他にも、、
エレキ三線
パーランクー三線
ジャンボ三線
ダブルネック三線
オキハワ
等があり、三味線も、細棹三味線、中棹三味線、太棹三味線と、大きさや長さが違う色々な形の三味線がありますが、三線も色々な型の三線が存在しています、とご紹介させて頂いていましたね♪
そして、三線の主な各部の素材と名称として、、
棹(ソー)
胴(チーガ)
弦(チル)
胴巻き(ティーガー)
糸巻き(カラクイ)
駒(ウマ)
爪・撥(チミ・バチ)
そして更に ”その他の部位の名称” として、、
* 糸掛(チルドゥミ)
* 猿尾(ミジアティ)
* 心(チーガタムチ)
* 心穴上(ミジトゥイウイミー)
* 心穴下(ミジトゥイシチャミー)
* 爪形(ウトゥアティ)
* 爪裏(ウトゥダマイ)
* 野坂(スンウリ)
* 鳩胸(ウトゥチカラ)
* 野(トゥーイ)
* 野丸(ティーアタイ)
* 粟転(ウトゥノクイ)
* 歌口(ウトゥガニ)
* 糸蔵(チルダマイ)
* 範穴(カラクイミー)
* 天(チラ)
* 月の輪(チラカマチ)
* 虹(ウイチラムチネー)
* 乳袋(ミルクミミ)
* 胴表(チーガウムティ)
* 胴裏(チーガウラ)
がある事を、ご紹介させて頂きました!
さて、いよいよ!三線の締めくくりとなる内容は、、
・三線の奏法
・三線の楽譜
・三線の流派、、等
を書いていきたいと思っております♪
復習が長すぎたかもしれませんね!
みなさま、成世昌太が出演するライブ情報を、改めてチェックしてくださいませ♪
10月30日!音楽を楽しみたい方は、是非とも会場へ!成世昌太の三味線と二胡の音に出会いに来てください♪会場にて、お待ちしております♪♪♪
音楽教室きずな
大阪・三味線教室・二胡教室